あちこちドラゴン

音楽や旅行、料理のほか、気になること、思ったこと、あちこちの話題を書いていきます。一応、編集ライター&ベーシスト。最近はキン肉マンの更新のある月曜日が、とても楽しみです(頑張れ、ゆでたまご先生!)。

ピック レビュー(DUNLOP U.S.A. 2.0㎜)

ベース弾きが、ダンロップ(DUNLOP U.S.A.)のピックをレビューします。
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同社からは、ティアドロップ型のピックがいろいろとリリースされていますが、本品はマットな手触りで、厚さが2.0㎜のものです。

色はブラック。出荷時は画像のように少々粉っぽい(?)ので、やや白いですが、使っているうちに黒い姿が見えてきます。

もともとは指弾き

元々、ベースは指で弾いていました。
しかし、ある時からピックのサウンドに魅せられ、徐々にピックを導入していったのです。

でも、なかなかピックで上手く弾くことが出来ません。それまではずっと指だったため、ピックの持ち方や弦との距離感など、慣れない要素満載なのです。

練習を重ねていき、ある程度弾けるようになった際、ピックの形状や厚さが気になってきました。
そして、よりスムーズに力が伝わるもの、より指弾きのように身体と一体感のあるもの、を探すような方向に。

ピックのかたち

最初は、オニギリ型という、大きいやつを使っていました。ベースのピック弾きというと、まず教則本などで推奨されるタイプのやつです。
自分が使ってたのは、fenderのEXTRA HEAVYでした。
厚さは1.0㎜と記憶しています。

確かに、このピックだと大きく、面積があるので、弦間の広いベースにもヒットしやすく、弾きやすいかもしれません。ただ、ピックをホールドしている指から、弦を弾くピックの先までの距離が長く感じられます。その距離が違和感になりました。

そこで単純に距離が短いピックに変更。思ったとおり、力の伝わりが良くなりました。効率的になったというか…。

ところが、しばらくの間は良かったのですが、また何かしっくりこない状況に。
弾き方を変えても、出てこない周波数があることに気づいたのです。

厚みを変更

その後、いろいろと試し、結局、厚さの変更で解決しました。より厚くしたのです。そう、本ピックを見つけました。厚さは1.0㎜から2.0㎜へ変更です。

ここでついに、身体と一体感があり、出したい音域の出せるピックを探し当てることが出来ました。一番気に入っているピックです。これ以外、考えられません(今のところ…)。

使用するベース、状態等にもよりますが、このピックで弾くと、4弦(E弦)の輪郭が出やすいと思います。

指でずっと弾いてきたベーシストにとってピックは、最初は扱いに困るものかもしれません。力の入れ方のイメージがわからない等、弾くときに難儀することがあるでしょう。

そんな方に、このピックはオススメです。自分に合うピックをお探し中でしたら、これを試してみてください。もしかしたら、フィットするかも…。

余談ですが、このピック、実は十数年前から持っていたものでした。ある日、ポロッと出てきて…。
灯台もと暗しですね(笑)。

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