テンション感や音質の悩みも解決! おすすめベース弦 レビュー Fender Super 8250's NICKEL-PLATED STEEL TAPERWOUND LONG SCALE .045-.110
フェンダーのニッケル弦のレビューになります。
個人的に1番お気に入りのベース弦です!
弦のタッチ
手触りは結構スムースで、程よいグリップ感です。ポジション移動も問題なし。ニッケル弦らしさが光ります。
ステンレス弦にあるような引っ掛かりはありません。
弦のテンション感
弦のテンションは、ちょっときつめかもしれませんね。
ベース本体によって変わる部分があると思います。
弦のサウンド
全体的に音のバランスは良く、高音成分もしっかり含まれています。指でも、ピックでも、スラップでも対応できるでしょう。
弦の寿命
使用頻度にもよりますが、感覚的に長寿命です。
とくに錆びも出てきません。
この弦の特徴
ベースの4弦(E弦)は、ベース本体によってですが.100や.105のゲージだとテンション不足で、1〜3弦と比べて鳴り方が違うことがあります。
1弦、2弦、3弦、と上から弾いてきて、次に4弦を弾くと高音が少なく、どこかボコッとした音になってしまうことは、皆さんも経験あるのではないでしょうか。
(ただ4弦が死んでいるだけかもしめませんが…)
本製品の4弦のゲージは.110と太めです。
弦のテンション感は高まりますが、通常、この太さのゲージになると、弦振動的に低音が出やすくなるため、高音は相対的に抑えられる傾向です。
しかし、その対策のため、この弦のポールエンド付近はテーパー仕様になっています。画像参照。4弦のブリッジの上の部分です。
ポールエンド付近の弦の巻きが少なく(細く)なっているので、しっかりとしたテンションを保ったまま、高音成分があるサウンドを実現。このおかげで、全弦のつながりのある音になっています。
まとめ
どのようなタイプの弦を使うかは人それぞれですが、テンションと音質の統一感をお求めの方には、ぜひ一度お試しいただきたい、オススメの弦です。